自然界の忍者に煙に巻かれる ムササビ探索記1(天白磐座遺跡)

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Timebaby_IIIです。

ふと気付きました。
私は生ムササビを見たことがありません。

自然界の忍者に煙に巻かれる ムササビ探索記1(天白磐座遺跡)
ムササビ想像図
空飛ぶリス


ということで、クッチェッタから車で約30分。
この看板がある(図によると先ほどの想像図は遠くないようです)

自然界の忍者に煙に巻かれる ムササビ探索記1(天白磐座遺跡)


ムササビの森のある渭井神社、天白磐座遺跡に行ってみました。
ムササビは夜行性だと聞いたことがありますので、深夜の探索です。

本来ですと地元のムササビ名人(居るのかは不明ですが)などに話を伺い観察のコツなどを教えて頂くのが早いと思うのですが、探索・発見の体験・感動をより際立てる為に、ムササビに関する調べ物など情報は敢えてシャットアウトして探索していこうと思います。

ムササビが冬眠する動物でなければいいのですが…


さて、頼りになる情報は先程の看板のみなので、照明は看板の記述通り赤いセロハンをかぶせたライトのみです。
月明りはあるものの深夜の林の中ですので、自分の足元がやっと確認でるかどうかの暗さです。

自然界の忍者に煙に巻かれる ムササビ探索記1(天白磐座遺跡)
クリックで拡大します


この中でこの頼りない赤い光をもとに、仮にムササビを見付けたとして一瞬でピントを合わせて撮影ができるのだろうか。
そんな不安に駆られながらもにムササビを探索すること2時間。


今回は残念でしたバツ
生き物の気配といえば二度、およそムササビのものとは思えぬ野太い「ゴル、ゴルルルル」という鳴き声が聞こえただけでした。

全くの収穫なしというのも寂しいですので、普段見ることのあまりない夜の天白磐座遺跡を撮影してきました。
都合上露出を60秒とっているので、空などが実際よりも明るく写っています。
木漏れ日ならぬ木漏れ月の中の巨石は何とも言えぬ雰囲気があるものでした。





あと、気になった点がひとつございます。
同じく磐座遺跡をフラッシュ有りで写したこの写真。

自然界の忍者に煙に巻かれる ムササビ探索記1(天白磐座遺跡)


帰宅後、写真を確認していた気付いたのですが、右奥の木に光が反射している点があります。
拡大してみると

自然界の忍者に煙に巻かれる ムササビ探索記1(天白磐座遺跡)


この形は恐らく釘でしょう。
光の反射の仕方からしてまだ新しいものだと思います。

管理上の目的ならともかく、貴重な遺跡ですので巨石はもちろん、木なども含めて無暗に傷つけるような行為は慎んで頂きたいものです。

今回は残念な結果に終わりましたが、以降もムササビ探索を続けていきたいと思います。

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