シェフのこだわり『ムール貝』

カテゴリー │◇夕食

こんばんは!シェフです。

前回に引き続き、本日は
『ムール貝』について書かせて頂きます。

新しい食材に取り組んでから1ヶ月‥
やっと納得のいく食材が見つかりました。


岡山や広島産の国産の活きムール貝!
海外から来る輸入モノよりまず大きさが全然違います。



えと、まずムール貝とは。から
いきましょうかヾ(ω・、 )

ムール貝。日本名は『ムラサキ貝』
ムールとはフランス語で『イガイ』と言う意味です。
なのでムール貝を日本語にそのまま直すとムールガイイガイ‥
韓国のチゲ鍋みたいな変な意味になっちゃいますね(チゲは韓国語で鍋料理を意味する言葉になのでなべ鍋と‥)
すみませんこれは余談です。



日本ではまだあまり馴染みは深くないみたいですが、世界中で食されている貝の一つです。
日本にはやはり牡蠣や蛤、アサリがポピュラーなようです。

また出回る多くのものが輸入品。

海外でボイル、冷凍されたものがほとんどですので、味気ない印象を持っている方も多いのではないでしょうか?

しかし国産の活きムールは身はぷりぷりでジューシー。牡蠣と比べても美味しさは遜色ありません!しかも大きいから食べ応えもあります。

あまり出回らないのは少し下処理が面倒な点でしょうか?

足糸(そくし)というヒゲが出ているのでまずこれを取ります。
ムール貝はこの足糸で岩にくっついてます。

ペンチや包丁を使い下に引っ張ります。
大きいものほど貝柱の力が強いので少し力がいります。



タワシなどで表面を洗った後、
海水くらいの塩水に10分程漬けます。

ムール貝は砂に住むあさりと違い砂を含んでいません。
ですのであの『ジャリ』っとした感触はないのですが、一度海水を吐かせて貝の中の水を綺麗にする必要があります。
ここは真水ではNG!
貝の持つ塩気や旨みも出てしまいますから。



三ヶ日みかんとの比較。やはり大きいです!

この工程を踏まえて調理出来ます。

あとは白ワイン蒸しにしても!
ペンションではランチのグリーンカレーの主役に!
ブイヤベースに入れても!
オードブルからメインまで幅広く使える食材ですヽ(∀)ノ

今日入ったムール貝でしたので、お料理の写真はまたフェイスブックにアップしますね。

アクアペンションクッチェッタに
『美味しいムール貝』を是非食べに来て下さいね^_^




 

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